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佐賀県の古川康知事は29日、海江田万里経済産業相との会談後、福島第1原発事故の影響で
停止したままの九州電力玄海原発(同県玄海町)2、3号機について
「安全性の確認はクリアできた」として、運転再開に前向きな姿勢を示した。
県庁で記者団に語った。
一方で古川知事は「今日の時点で容認の判断をするわけではない」と強調。
「安全性の確認、県議会の議論、立地町の意向を総合的に勘案する」と最終判断は保留した。
再稼働については「経産相と菅直人首相が同じ気持ちとは思えない。首相の真意を確かめたい」
とし、直接、首相の見解を聞く機会を求める意向を示した。
経産相は知事と会談後、石井秀夫県議会議長らを表敬訪問。
同席した県議からは「福島原発事故が完全に収束し、総合的な安全対策が確立しないと運転再開は
難しい」など厳しい意見も。
石井議長も「玄海原発の安全性についてこれからも審議していく」と慎重姿勢を示した。
県議会では「再開判断は国が責任を持つべきだ」という意見が多く、経産相の要請を議会が
どうとらえたかが焦点となる。
古川知事は、7月1日の県議会原子力安全対策等特別委員会での議論や、
同8日に予定する県主催の住民説明会を踏まえ、近く判断を示す。
知事が国に明確な説明を求めていた、政府要請で全面停止した中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)と
玄海原発の違いについては「(経産相から)政治家としての発言をいただき、違いは理解できた」
とした。
一方、海江田経産相は同日、知事との会談前に佐賀県玄海町も訪問し、岸本英雄町長らとも会談。
経産相の要請を受け、岸本町長は再開容認を近く九電側に伝える考えを表明した。
原発立地の自治体首長が、東日本大震災後に定期検査からの運転再開を認めるのは初めて。
経産相は岸本町長との会談で「立地自治体は厳しい判断だと思うが、再稼働にご了解いただきたい」
と要請。岸本町長は再開容認の条件として「国による安全保証」を挙げた。
ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
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海江田経産相との会談を終え、記者の質問に答える佐賀県の古川康知事=29日午後、佐賀県庁
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