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住友電気工業は純アルミニウムによる多孔体「アルミセルメット」を開発した。
孔が球状の3次元構造で最大98%と気孔率が高い。
アルミの特性から軽量で導電性が高く、耐食性にも優れている。
リチウムイオン二次電池の正極でアルミ箔に代えて使うことで電池を大容量化できると見ている。
大阪製作所(大阪市此花区)に量産技術確立のための小規模ラインを完成した。
2013年度の量産開始を念頭に7月にもサンプル供給を始める。
アルミセルメットはニッケルやニッケルクロム合金の金属多孔体「セルメット」と同様の工程で製造する。
従来のセルメットと異なり、導電処理後の発泡樹脂にアルミを添加させることが困難だったが、
住友電工はアルミの特性に起因する問題を解決して完成した。
切断やプレスによる加工性も良くさまざまな形状にできる。
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