11/06/24 12:18:02.59
ダイキン工業は23日、
関西地域で業務用エアコンの節電対策を支援する専門組織を発足させたことを明らかにした。
オフィスビルや店舗、工場など同社製のエアコンを導入している顧客を巡回し、
室外機の能力設定を変更するといった節電対策を施す。関西電力の要請を受け、
企業などから節電対策の要望が強まっていることに対応する。
専門組織「節電コントロールセンター」は約100人体制で、今月中旬に立ち上げた。
関電管内にある約55万台(室外機換算)の同社製エアコンを対象に、消費電力を1~3割削減できる対策を勧める。
具体的には室外機に散水機能を付け、水が蒸発する際に周囲の熱を奪う「打ち水」効果の利用や、
室外機の能力設定を80%に落として消費電力を抑える。
建物全体のエアコンを集中管理して使用電力量を計画的に抑制することや、
太陽光を反射する遮熱(しゃねつ)塗料を工場などの屋根に塗るといった節電対策も提案する。
ダイキンは業務用エアコンで国内トップ。東日本大震災に伴う電力不足懸念を受け、
東京電力管内では5月に200人体制の専門組織を立ち上げた。6月には1千人に増員し、節電支援を強化している。
URLリンク(www.sankeibiz.jp)