【資源】アサヒ飲料、ワンダのコーヒーかすと下水道汚泥からバイオマスエネルギー…汚泥だけに比べるとガス発生量10倍に [11/05/30]at BIZPLUS
【資源】アサヒ飲料、ワンダのコーヒーかすと下水道汚泥からバイオマスエネルギー…汚泥だけに比べるとガス発生量10倍に [11/05/30] - 暇つぶし2ch1:依頼89-269@備餡子φ ★
11/06/04 01:30:05.91
 コーヒーのかすを活用してエネルギーを生み出す飲料メーカーや行政の取り組みを紹介します。

 タンクからトラックに大量に落とされる茶色い物体、実はこれ全部コーヒーの搾りかすです。
今このコーヒーかすが新たな資源として注目を集めています。

 北陸工場は黒部川扇状地の豊かな水を利用しようと、17年前に富山県入善町に進出しました。
缶コーヒーの「ワンダシリーズ」を年間3億9000万本生産しています。生産する缶コーヒーの8割が関東で2割が北陸3県で消費されます。

 缶コーヒーはどうやって作るのか。基本的には私達が家でコーヒーを入れるのと同じように砕いたコーヒー豆にお湯を注いで作ります。
アサヒ飲料北陸工場、川口貢部長「コーヒー豆を粉砕したものを抽出器という釜の中に入れてコーヒー豆の中から熱湯をかけてコーヒーを
抽出する機械ということなんです」

 この部屋には3台の抽出器があり、一度に13万5000本分のコーヒーを抽出できます。
特別に中を見せてもらいましたが本当に家でやっているのと同じようにお湯を注いでいました。

 川口部長「それぞれのコーヒーの種類によってはシャワーのかけ方、時間、蒸らし方それぞれが異なります。それによって味が違って
きます。(具体的に教えてくれませんか)それは企業秘密で勘弁してください」

 この過程で大量に出るのがコーヒーかすです。
アサヒ飲料ではこれまで県外の企業に運び肥料に加工していました。
そのコストは年間1億円を超えるうえ、県外に運ぶトラックからは大量の二酸化炭素が排出されます。

 もっと環境にやさしくリサイクルできないかと考えていたときに黒部市からバイオマスエネルギーへの活用について話がありました。
黒部市は5月10日、下水道の汚泥からメタンガスを発生させてエネルギーとして利用する「下水道バイオマスエネルギー利活用施設」を
完成させましたがここのカギとなっているのがコーヒーかすです。

 下水道の汚泥に有機物を混ぜたほうがよりメタンガスが出ますが家庭から出る野菜くずなどは安定的に出るわけではないうえ、くずを
粉砕するのにエネルギーを使います。

 それに対してコーヒーかすだと安定的に量を確保できるうえ、砕く手間もなく、ガスも汚泥だけに比べると10倍発生するといいます。

 黒部市上下水道部、西田重雄所長「コーヒー粕はメタン発酵させる上で汚泥と混ぜたときに発酵しやすいということで、さらに
コーヒー粕は臭いが周囲に影響が無いということもありまして」

 この施設では発生させたメタンガスを燃やして汚泥を乾燥させるために使っています。
またそのエネルギーで発電も行い、施設内の電力をまかなっているほか、足湯で使うお湯を温めるのにも使っています。

 アサヒ飲料にとっても工場から出るコーヒーかすのおよそ4分の1を同じ新川地区で処理できる事で処理コストを減らすことができます。

 川口部長「循環型社会にして地域貢献する事が一番大切だと思います。それによって近隣住民の方々、市制と関わりが深くなりますので
我々工場にとっても有意義なことだと思います。」

 工場から出るコーヒーかすのリサイクルが、工場と地域を一層深くつなげています。

▽ソース:KNB NEWS (2011/05/30)
URLリンク(www2.knb.ne.jp)
▽画像
URLリンク(www2.knb.ne.jp)


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