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全国公募で採用されたあわら温泉(福井県あわら市)の芸妓(げいぎ)見習い3人が、
5月31日までに全員辞めていたことがわかった。
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芸妓は後継者不足が深刻で、あわら市は「芸妓の卵」たちに「お座敷文化」の継承を
期待していた。
芦原温泉芸妓協同組合の事務所兼稽古場(同市二面)が、昨年5月に火災で全焼後、
再起に向けて歩み始めていただけに、関係者は肩を落としていた。
3人は昨年7、11、12月にそれぞれ採用され、踊りや太鼓など伝統文化の稽古に
励み、芸妓になることを夢見ていた。
だが、2月末に1人、5月末に2人が去った。
芸妓協同組合の北野瑠璃子理事長によると、月額約14万円の給料への不満などが
寄せられたという。
北野理事長は「『芸妓では生活できない』と言われたら仕方ない」と落胆していた。
12人の芸妓のうち若手は4人だけで、組合は今後、後継者探しを続ける。
市観光商工課によると、芸妓見習いの公募・育成事業は2012年3月まで。
近く30歳代の希望者が面接を受けるという。
橋本達也市長は「1年近く残っている事業期間中に、後継者を見つけたい」と
話していた。
ソースは
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