11/06/01 01:40:07.66
今秋いよいよ発売との見方が強まっているiPhone5。
その日本導入に関し、あっと驚く販売戦略が囁かれている。
なんと、現在のソフトバンク(以下、SB)に加え、NTTドコモ(以下、ドコモ)やauも加わって、
国内携帯大手3キャリアがiPhone5を扱う可能性が急浮上しているというのだ!
もちろん、単なる希望的観測などではない。
3キャリアからの発売を裏づける(?)多くの客観的事実がそろってきているのである。
まずは根拠の数々を挙げていってみよう。
1:一国1キャリア制の廃止
これまでアップル社はiPhone発売契約を、原則として一国あたり1キャリアに限定して結んできた。
しかし最近、その方針が変更され、世界的には一国で複数のキャリアが同機を扱う流れが生まれている。
2:CDMA2000版の登場
従来のiPhoneは、SBやドコモも採用するW‐CDMAという国際通信規格のみに対応していた。
しかし今年2月、アメリカ国内最大キャリアであるベライゾン社での同機取り扱い開始にあたり、アップルはCDMA2000版を新たに発売。
これはauと同じ通信規格だ。
3:ドコモ、auの業績不振
日本ではSBがiPhone人気を追い風に携帯電話契約数を伸ばす一方、ドコモやauの不振が続いている。
4:アンドロイド勢の躍進
ところが、アメリカでも日本でも、アンドロイド端末全体のシェアではすでにiPhoneを上回っており、しかも、その差は徐々に開きつつある。
企業収益の半分をiPhoneに頼っているアップルは今、新たな一手を打つ必要に迫られている。
5:「テザリング」の可否
オリジナル版のiPhone4には、同機を無線LANルータとして利用できる「テザリング機能」が搭載されている。
しかし、通信インフラの貧弱なSBでテザリング利用者が増えると回線がパンクしてしまうためか、SB版iPhone4にはその機能がない。
つまり、同機本来の魅力を損ねてしまっているわけだ。逆にドコモやauは今後、自社携帯を利用してのテザリングサービスを充実させる意向を表明している。
これらの状況から、iPhone5発売のタイミングでドコモやauも同機の取り扱いへと踏み切るシナリオが想定されているのだ。
ちなみに、両社へiPhone5の導入予定について問い合わせてみると、
「ユーザーの方々からそうした要望が出ているのは事実ですが、その件に関して現在ご案内できることはありません」(NTTドコモ・広報)
「ノーコメント、とさせてください」(au・広報)との回答。
しかし、よく考えてみると、両社とも積極的に肯定はしていないが、逆に否定もしていないのである。
これはますます期待が高まる!?
続いて、業界事情に詳しい専門家にもドコモ、au参入の実現性について尋ねてみた。
「導入する可能性が高いのは、スマフォ販売戦略で大きく出遅れているauでしょうね。
CDMA2000版の登場で規格上の障壁は解消されましたし、通信環境のよさやテザリングサービスはSB版にないセールスポイントになる。
シェア挽回の切り札としてチャンスを狙っていると思いますよ」(ジャーナリスト・石川温つつむ氏)
>>2に続く
ソース:週プレNEWS
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