11/05/30 21:44:03.27
米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は30日、東京電力の長期会社格付けを、現在の「BBB(トリプルB)」から
投資不適格の「B+」(シングルBプラス)に5段階引き下げたと発表した。震災後にS&Pが東電を格下げするのは4回目で、「B+」は
21段階のうち、上から14番目。長期会社格付けは、金融機関からの融資の返済能力など発行体としての信用力を示す。「投資適格」の
格付けを外されたことを意味し、東電社債の価格に影響を与える可能性が高い。
S&Pによると格下げの理由は、20日に発表された11年3月期連結決算で、1兆円超の特別損失を計上し財務内容が悪化したことに
加え、政府による福島第1原発の損害賠償支援の内容や正式決定の時期がなお不透明なこと。また、取引銀行が債権放棄など、S&Pが
「デフォルト」(債務不履行)と見る金融支援の可能性が高まっているためとしている。【岩崎誠】
毎日.jp
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