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最後のリストラ、狙いは三洋
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「売り上げ規模はウチとほぼ同じなのに、従業員は3万人も多い」。電工のある幹部は指摘する。
両社とも上場廃止となったため概算だが、確かに三洋の売上高は1兆5000億円で従業員は9万人。
電工は1兆8000億円で6万人弱。
パナソニックは中村時代に2万6000人、大坪時代に1万5000人を削減し、既に「乾いたぞうきん」の
ような状態。今度の人員削減は「最後のリストラ」と呼ばれている。大坪社長は明言しなかったものの、
今後1万7000人のリストラはまず三洋に向かうと見られている。
しかしこれも不用意にはできない。三洋を取り込んだ最大の理由は、今後有望市場と言われる
太陽電池、リチウムイオン電池などの分野だ。各国の独占禁止法当局を説き伏せるのに1年を
かけただけのことはある。特にリチウムイオン電池などは、パナソニックがかなわない技術の
蓄積があり、三洋技術陣のプライドは高い。あからさまなリストラは三洋の士気に影響する。
リストラ終了は2013年3月を予定している。「国道1号線越え」から10年に及ぶグループ再編。
9合目が最も険しそうだ。