11/05/19 22:55:21.76 YxIPWori
法案の最終目的は、あくまで「関西空港の振興」にある。
当座の間のみ伊丹の着陸料収入を関空で使うことでしのぐとはいえ、
今の伊丹は国内需要が低迷し、かつての花形路線で747しか飛んでいな
かった羽田線でさえB777の代わりに小型機B737が投入される凋落ぶり。
伊丹そのものも不振になれば、現状の多額の環境対策費が大きな負担
となって新空港会社にのしかかり、利益どころではなくなる。
こうなると残る選択肢はただひとつ。空港としては狭いが、超優良な
再開発用地として伊丹の跡地を宝の山に化けさせること。
いずれにせよ、国内線拠点として辛うじて残っていた伊丹はリニア延伸
時点で、終わる。その前に先手を打って伊丹跡地売却に道筋をつけた今回の
経営統合法は評価されることだろう。