【コラム】浜岡停止要請の根拠 (櫻井よしこ 菅首相に申す)[11/05/12]at BIZPLUS
【コラム】浜岡停止要請の根拠 (櫻井よしこ 菅首相に申す)[11/05/12] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
11/05/12 17:06:19.89
ソースは
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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5月6日夕方、菅直人首相が突然発表した中部電力浜岡原子力発電所の停止要請は、
福島第1原発事故で生じた強い原発忌避の世論に巧みに訴えかける運動家としての
面目躍如の決断だった。

メディアには、首相決断を「政治主導」として評価する論調が目立ち、在日韓国系金融機関の
元理事から政治献金を受けていたことが判明して辞任直前だった2カ月前の状況が、まるで
ウソのようだ。

そんな中、首相の違法献金受け取りの告発が5月10日に東京地検特捜部に受理されたという
ニュースもほとんど無視され、「産経」社会面に報じられただけだった。

報道や世論で高く評価されている浜岡原発停止要請の根拠は
「30年以内にマグニチュード8程度の想定の東海地震が発生する可能性は87%と極めて
切迫している」ことだと首相は述べた。
数字は具体的であるがゆえに説得力をもちがちだ。
首相が引用したのは文部科学省地震調査研究推進本部の数字だったが、首相が本部長を務める
福島原発事故対策統合本部も、30年以内に震度6強以上の地震が起きる各原発の、
今年1月1日時点での確率を発表した。

その中に興味深いもう一つの数字がある。浜岡原発の危険度が84%と際立って高いのは同じだが、
福島第1原発の確率は0・0%、福島第2原発は0・6%となっている。

今年1月に発生率0・0%と分析されていた地域に、3月、マグニチュード9・0の大地震が
発生したのだ。地震予知の難しさを示す事例であり、それだけにこの種の数字だけでは浜岡原発の
停止要請は説得力に欠けると考えたのか、首相は6日夕方の会見で、「浜岡原発が東海地震の
震源域内にある」ことをもうひとつの理由として掲げた。
しかし、これさえも今回の事例に明らかなように、震源区域と見られていない場所で巨大地震が
起きたことを考えれば、危険なのは浜岡だけで、他は安全だという首相の言葉の信頼性を
支えるものではない。

一方、中部電力は寝耳に水の首相要請を重く受けとめた。火力発電に移行するために、たとえ年間
2500億円の追加経費がかかっても、安定した電力供給のために死に物狂いの努力を迫られ、
初めての赤字決算が避けられないとしても、彼らにとって首相要請を断る選択は、政治による
しっぺ返しと世論の原発不信の前ではあり得なかっただろう。

こうして、現在合計出力250万キロワットの4号機と5号機、定期点検中の3号機を加えると
360万キロワットの浜岡原発は早晩停止され、東京電力向けに行ってきた75万キロワットの
電力融通も止まる。電力供給が減少するなかで求められるのが他社の定期点検中の原発の
運転再開である。

-続きます-


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