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JR大阪駅新駅舎の全面開業から25日で3週間。南北の新駅ビルに新規開業・増床した
3商業施設で、来店客が目標を大幅に上回る一方、来店客のうち実際に買い物をした割合を
示す「買い上げ率」が各施設とも20%台と想定を下回っていることが分かった。今後は固定
客をどう増やすかが問われることになる。
大阪駅の新北ビル(ノースゲートビル)で4日開業したJR大阪三越伊勢丹は、開業から3週
間の来店客数が平日で13万~15万人、週末は約20万人と想定のほぼ2倍の好調ぶり。しか
し、伊藤達哉店長は買い上げ率は30%未満だと明かし、「想定を3~4割下回る」という。
同店の強みは、ブランドの枠にとらわれず、社員独自で品ぞろえする「自主編集売り場」だが、
開業当初は来店客でごった返し、「お客さまへの説明や対応が十分できなかった部分はある」。
混雑ぶりが落ち着けば、「見てもらえる時間が増える。価格が数百円の小物を含め買い上げ率を
上げていく」と意気込む。
新北ビルで同時開業した専門店街、LUCUA(ルクア)の来店客数も、平日は15万~17万人と
想定のほぼ2倍。運営するJR西日本SC開発の中山健俊社長は「来店客の4割に買ってもらえる
と年間計画を立て、開業当初は3割ぐらいと思ったが、実際は2割程度」ともらす。
同店はJR大阪駅と阪急梅田駅を結ぶルート上にあり、「通路になっている面は否めないが、ルク
アの良さが受け入れられれば買い上げ率は上がっていく」(中山社長)として、1年目に3割達成を
目指す。
一方、大阪駅をはさんで南側のサウスゲートビルに4月19日、増床オープンした大丸梅田店は
来店客数が大型連休後の平日も平均13万4千人(増床前は6万千人)と想定以上だったものの、
買い上げ率は30%をやや下回り、村田荘一店長は「増床前が40%弱だったので、10ポイント近く
落ちている」と分析する。三越伊勢丹やルクアと販売促進面での連携を強化し、駅ビル全体の集客
力を高める作戦だ。
ソース msn産経ニュース 2011.5.24
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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