【コラム】米仏から届く福島原発処理の"巨額請求書"に東電は対応できない--現代ビジネス [05/07]at BIZPLUS
【コラム】米仏から届く福島原発処理の"巨額請求書"に東電は対応できない--現代ビジネス [05/07] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
11/05/07 13:19:39.48
東京電力福島第一原子力発電所の1号機~4号機の現状が想像を絶する事態にある
ことを、前号に引き続きこれまで指摘されていない「事実」を紹介することで、
説明したい。

先ずは、1979年3月の米国ペンシルベニア州の州都ハリスバーグ郊外にある
スリーマイル島原子力発電所2号機事故との比較対照から行いたい。

「スリーマイル島原子力発電所」
①加圧水型(PWR)原発一機のみ損傷
②建屋は損傷しなかった:ユーティリティは使用可能
③迅速な炉心冷却ができた
④外部損傷、ガレキ無し
⑤サイトの放射線レベル低
⑥使用済み燃料棒貯蔵プールが空
⑦低燃焼度の二酸化ウラン燃料
⑧淡水による冷却と浄化
⑨燃料取り出しは原子炉と少量の冷却システム内のみ
⑩燃料取り出しはクリーンでかつアクセス可能
⑪原子炉キャビティへの冠水能力。

「福島第一原子力発電所」
①沸騰水型(BWR)原発が複数損傷
②広範囲にわたる建屋損傷:構造健全性に信頼無し,電気が限定的
③炉心冷却システム使用不能
④広範にわたるサイト損傷及びガレキ
⑤サイトの放射線レベル高
⑥使用済み燃料棒貯蔵プールおよび燃料棒が損傷:6900体の燃料集合体が含まれる
⑦低~高燃料度の二酸化ウラン、MOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料
⑧海水による冷却と浄化
⑨使用済み燃料棒貯蔵プールおよび全ての一次格納容器からの燃料取り出し
⑩燃料棒取り出しフロアにはガレキがあり、アクセス不能
⑪原子炉キャビティへの冠水能力限定的――。

以上、スリーマイル島原発と福島第一原発の被災状況を比較すれば、悲惨な状況は
一目瞭然である。

遅まきながら政府が4月13日、今回の福島第一原発事故を86年に旧ソ連で起きた
チェルノブイリ原発事故並みの最悪「レベル7」(国際原子力事象評価尺度)に引き
上げたのは当然のことである。それほど福島第一原発の直面する事態は深刻であり、
危険な状態にあるということだ。

福島第一原発で言えば、特に上述の④⑤⑥⑦⑨が問題である。この5つの問題点を
クリアすることなしに、福島第一原発の「安全宣言」は永遠に出せない。

では、具体的に何をどうすればいいのか。

④のサイト損傷、およびがれきの状況から見てみよう。前号でも述べたように、
例えば建屋の殆どが崩壊した3号機は、巨大な天井クレーンが使用済み核燃料棒の
貯蔵プールの真上に落下し、直径80センチの耐震補強柱が何十本もがへし曲がり、
直径1メートルもある支柱鉄骨が崩落して、事実上、ガレキ状態にある。このガレキ
撤去に少なくとも半年は要する。放射線に汚染されたガレキ撤去のための遠隔操作
自走巨大クレーンを米国から借り受け、分解・搬送しなければならないのだ。(※続く)

●画像 URLリンク(gendai.ismedia.jp)

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