【都市力】『世界の都市力比較』、東京が"大幅ランクダウン"--1位は米NY [05/05]at BIZPLUS
【都市力】『世界の都市力比較』、東京が"大幅ランクダウン"--1位は米NY [05/05] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
11/05/05 14:56:36.76
「昨今の景気低迷からいち早く脱出し、世界で最も魅力ある都市は、ニューヨーク」

「4年前に世界第2位の東京は、14位に転落」

明暗を分けるニュースが発表されたのは3日。世界四大会計事務所の一つプライス
ウォーターハウスクーパースが、米Partnership for New York Cityと共同で発表した
年次レポート「Cities of Opportunity - 世界の都市力比較」の中身だ。世界の産業
・金融・文化の中心となる主要26都市について、都市を活性化する主要素(都市力)
を、 毎年収集したデータをもとに10のカテゴリーに分けて分析し、ランキングを
公表している。

1位のニューヨークは、ランキングが始まった2007年から連続首位の座をキープ。
学校など公共施設でのブロードバンドアクセスの便などに代表される「テクノロジー
・レディネス(準備性)」、エンターテイメント、スポーツ、旅行、ファッション、
食ビジネスの充実度を示す「ライフスタイル関連資産」カテゴリーでいずれもトップを
占めた。

今回のランキングでは、ニューヨークとともに従来「主要都市」とされてきたロンドン、
パリ、東京がいずれもトップ5圏外に転落。代わりにトロント(2位)、サンフラン
シスコ(3位)、ストックホルム(4位)、シドニー(5位)など、経済バランスと
多様性に富んだ都市が次々と浮上してきた。

2007年には、「テクノロジー知能指数・技術革新」カテゴリーで1位、総合2位に
輝いていた東京だが、翌2008年には7位、(2009年は発表なし)2010年
には8位まで落ち、今年はさらに大幅な転落となり、アジア圏内でも、5位のシドニー、
シンガポール(9位)、香港(10位)に続いて4番目の座に落ちてしまっている。

Partnership for New York City広報のマイケル・スコット氏によると、東京のランク
ダウンの原因は、「情報やコミュニケーション・テクノロジーの活用能力、ビジネスや
法制度の透明性がふるわなかったことや、昨年まで大学や医学部の多さなどで3位に
入っていた『知的資本』のカテゴリー分析の方法を、知的財産の管理や企業家(起業家)
に適した環境の重視にシフトしたことが理由」、と分析している。

今回東京は、分析方法が改良された「テクノロジー・レディネス」カテゴリーで、
総合16位のソウルを下回って9位になっている。

その他、「健康・安全・治安」においては、他都市の水準が追いついてきたため、
昨年のストックホルムに次ぐ2位から10位に転落。「サステナビリティ(持続可能性)、
「ビジネスのしやすさ」、「生活・産業のコスト」、「人口構成・居住適正」、
「世界のマーケットへの影響力や投資の誘致, 成長の促進」といったカテゴリーの
低迷が足を引っ張っている形だ。

前出のスコット氏は、「東京が(世界市場への影響力・投資の誘致・成長の促進)
カテゴリーで、(リーマンショック以前に比べ)急速に転落した理由は、インフレや
マーケットキャピタリゼーションが劇的に低下したから」と説明している。

◎元記事
URLリンク(www.pwc.com)

URLリンク(wstreetnews.com)


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