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医療技術交流で合意 神戸の財団とサウジ政府
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)
公益財団法人の神戸国際医療交流財団(神戸市中央区、田中紘一理事長)はサウジアラビア政府と、医師や研究者が
交流し神戸で開発した医療機器や技術を紹介する「国際医療交流プログラム」の合意を結んだ。京都大医学部付属病院長を
務めた財団の田中理事長が、サウジで生体肝移植の指導に取り組んできたことが評価されたという。
同財団は、神戸市が医療産業都市構想を進める神戸・ポートアイランド2期で、3月の完成を目指し先端医療機器の開発拠点を
建設中。隣接地では、生体肝移植や消化器疾患の内視鏡治療を中心に行う国際病院の計画が進んでいる。
田中理事長は生体肝移植の世界的権威として知られ、京大医学部付属病院時代から2千例以上を手掛けた。サウジでは
1998~2000年を中心に技術を指導、現地の医師だけで移植できるまで向上させた。
サウジ政府は医療の国際化や拠点づくりを進めるため交流先を模索していたが、田中理事長とともに手術を手掛けた現地の
医師が保健相を務めていることもあり、同財団が選ばれた。
合意書は昨年12月、田中理事長とサウジ保健省幹部らが取り交わし、医師のトレーニング交流、研究者によるセミナーやワーク
ショップの開催などが盛り込まれた。田中理事長は「同じ神戸の先端医療振興財団や神戸大、京都大とも協力し、先進的な再生医療や
機器を紹介したい」と意欲を見せる。