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2011年4月9日、中国網は、6月の開業が予定されている北京・上海間高速鉄道に
関する記事を掲載した。巨額の負債を抱えるだけに黒字化はきわめて困難との懸念が
強まっている。以下はその抄訳。
北京・上海間高速鉄道の総投資額は2209億元(約2兆8700億円)。うち半分の
1100億元(約1兆4300億円)は銀行融資と債券発行でまかなわれた。利子を6%で
計算しても年間66億元(約858億円)に上る。
中国鉄道部は負債本体の返済と減価償却を加味しない計算方式をとっているが、
それでも運営コストと負債の利子返済額だけで、年96億元(約1250億円)の
売り上げが必要となる。毎日、22編成が満員で往復して初めて達成出来る数値だ。
30分間隔で運行するとして、毎日11時間の営業が必要。それもすべての列車が
満員で、しかも全員が途中下車することなく北京・上海間の移動に使うということが
前提となる。この厳しい条件をクリアしたとしても、負債そのものを減らすことは
できない。
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