11/04/09 22:39:35.59
イネを作付けできない水田で、バイオマス燃料の原料となるヒマワリやナタネなどを
作付けしたい―。福島第一原子力発電所から漏れた放射性物質による土壌汚染が
確認された福島県飯舘村の菅野典雄村長が9日、同村を訪れた鹿野道彦農林水産相に
提案した。
政府は8日、土壌中の放射性セシウム濃度が土1キログラムあたり5千ベクレルを
超える水田では、イネの作付けを禁止するという基準を発表した。近く作付け禁止
地域を定めるが、飯舘村では基準を超える水田が出ており、村全域の水田が作付け
禁止となる可能性がある。
菅野村長は9日の会談で、禁止地域でバイオマス燃料の原料となる農産物を作付け
して農地を維持・保全し、農家の営農意欲も支えたいと説明した。鹿野農水相は
「どういう作物が(放射性物質を)吸い上げる量が少ないのか研究し、具体的な
取り組みをしていきたい」と答えた。
チェルノブイリ原発の事故では、周辺の汚染土壌にナタネを植えた実績がある。
農水省内でも、作付け可能な農作物を検討すべきだとの意見が出ている。
菅野村長は「放射能汚染の被災地として、飯舘村が世界のモデルとなる復旧・復興を
果たすため、産官学一体で前例のない施策が必要」などとする提言書も提出した。
国か東京電力の直轄事業として、バイオマス燃料の製造プラントを村に設けることも
提案した。
●放射性物質による土壌汚染が懸念される飯舘村の水田。
今年の作付けができないおそれが出ている
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