【コラム】さよならウラン、こんにちはトリウム --谷口正次(資源・環境ジャーナリスト) [04/07]at BIZPLUS
【コラム】さよならウラン、こんにちはトリウム --谷口正次(資源・環境ジャーナリスト) [04/07] - 暇つぶし2ch277:名刺は切らしておりまして
11/04/13 20:10:44.10 9u58+omg
>>257
セラミック被覆燃料1個の大きさは親指大。
地震で燃料集合体が崩れてバラバラになることはあっても、
燃料1個1個のセラミック被覆が地震で剥がれるような破損は物理的に難しい。

金属や溶融塩は冷却材としてガスより熱運搬能力に優れてる。
燃料間隔が狭く熱密度の高い炉ではこの特性は重要だ。
高速炉は中性子が効率よく当たるよう燃料を稠密に配置するため熱密度が高い。
ガス冷却の高速炉があまり検討されない理由はここにある。

一方減速材に黒鉛を使う炉では、黒鉛自体の減速能が小さいため減速材は厚く挿入される。
結果として燃料配置が疎になるので熱密度は低い。
熱密度が低いので冷却材は熱容量が小さく熱運搬能力に劣っていても十分使える。

以上の理由で金属冷却高速炉やガス冷却黒鉛減速炉は適材適所な組み合わせと言える。
逆に溶融塩冷却黒鉛減速炉は無駄のある組み合わせと言わざるをえない。


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