11/04/10 12:13:33.51 DMAZrjdx
>>161
クリアな問題点の解説ありがとう
ただし、将来の核エネルギーということで考え
「核融合炉」「高速増殖炉」「トリウム溶融炉」「海水ウラン」で比べると
多分トリウムが「安全への道のりが海水ウランに次いで近い」とは言えるんだから
そうDisらなくてもいいのじゃまいか?(w
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私は溶融塩推進派ではないが一応対策を考えると
①ドレンタンクを鉄筋コンクリートではなく鉄鋼製にし、底に吸水コンクリート
を敷けば、「ドレンタンクに水があって溶融塩が落ちた途端、水蒸気爆発」
は阻止できるのではないかな
②は厄介な問題だ。ドレンタンクの上部が破壊されていると、黒鉛火災消火の
水がドレンタンクに流入して再臨界の危険がある。対策として建物に水素センサー
とベント穴を設けて水素爆発を防ぐ事、万一に備えてドレンタンクを水素爆発前提に頑丈に作り
黒鉛炉とひな壇状にオフセットして、シャットダウン弁をつけ、垂れた水がドレンタンクに
落ちないようにする・・とかかな
③PWRのように、対流自然循環の中に、非常冷却機構を組み込んでおく
つまり黒鉛炉の上部に非常用除熱・熱交換器を仕込んでおく
④黒鉛の発火点は500-600度というから、その温度以下で運転するつもり
なんじゃなかろうか? 黒鉛炉の場合は粉末消火剤で消火したあと、水で冷却しながら
水性ガス反応で出てきた水素と一酸化炭素を不活性ガスでパージせねばならないから
黒鉛炉上に十分な粉末消火剤がなくてはならない
軽水炉より建設費がかさむのは間違いないけど、熱効率が10%上がれば
ペイできなくもないかな・・