11/04/06 12:10:52.32
茨城県北茨城市沖でとれたコウナゴから暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超える
放射性セシウムが検出されたことを受け、同県内の各漁協は6日朝、コウナゴ漁を一斉に自粛した。
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コウナゴ以外の魚種についても漁価が値崩れし、出漁しても収益が見込めないとして、
一部の船を除いて操業を見合わせた。
茨城県内の平潟、大津、那珂湊の各漁協は6日午後、それぞれ会議を開き、今後の対応について
協議する。
同県漁政課によると、茨城県の2008年の海面漁業生産量は全国5位の19万1010トン。
このうち約15%を占める沿岸漁業はアジ、サバなどの回遊性魚類を対象にした船曳網漁業が主流で、
この季節はコウナゴが漁期。
これからはシラスのほか、大型連休前には刺し網漁でタイやイナダも漁獲されるという。
茨城沿海地区漁業協同組合連合会の今橋一也専務理事(48)は
「魚価は既に通常の3分の1まで落ち込み、受け入れ拒否されている漁協もある。
先が見えず真っ暗闇だ。国や東電に対策や補償を求めていきたい」と憤る。
一方、隣接する千葉県は、「真っ先に影響があるとすれば(茨城県境の)銚子」(水産課)として、
銚子漁港で水揚げされる水産物の監視を強める方針だ。
同県内ではこれまで、水産物から規制値を超す放射性物質は検出されておらず、犬吠埼以南の海域での
操業は制限していない。
同県は、独立行政法人「水産総合研究センター」に水産物の検査を依頼しているが、これまでは
暫定規制値が定められている放射性セシウムのみ。
新たに魚類についても放射性ヨウ素の暫定規制値が設けられたことを受け、検査項目に加えるとともに、
同センターに基準設定前のデータについても提供を求めた。
ソースは
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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