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電力復旧のめどが立っていない岩手県大船渡市周辺地区の避難所で、相模原市の
光学部品製造「相光技研」(本田義広社長)が贈った移動式の太陽光発電機が
活躍している。
同社は3月18日、碁石コミュニティセンターと後ノ入公民館の2カ所に発電機を
設置した。宇宙航空研究開発機構の関係施設がある縁から「銀河連邦」として
大船渡市と交流を続けてきた相模原市から依頼を受けて、無償で協力した。
発電機は一辺約1メートルの立方体で、1メートル四方の太陽光パネル5枚を
広げて使う。大容量のバッテリーを搭載し、電圧100ボルト、電流30アンペア
で10時間、出力できる。
テレビや掃除機を動かすのに使っている同センターのリーダー役、及川宗夫さん
(60)は「自家発電機は燃料をたくさん消費するため、あまり長く使用できない。
これは大変助かる」と喜ぶ。
同社は「約1年前に開発した時は『電力は大災害でも2、3日で復旧するから
使えない製品だ』と評判が悪かった。現在、利用されているのは被災地にある
2台のみで、役立ててもらえてありがたい」としている。
●大船渡市の碁石コミュニティーセンターに設置された太陽光発電機
URLリンク(www.kahoku.co.jp)
◎相光技研 URLリンク(www.aiko-giken.co.jp)
◎URLリンク(www.kahoku.co.jp)