11/04/04 21:18:41.37
茨城県北茨城市の平潟漁協は4日、市の沖で採取したイカナゴ(コウナゴ)から
1キロあたり4080ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたと発表した。
食品衛生法では、魚や肉には放射性ヨウ素の暫定基準を定めておらず、
厚生労働省は基準づくりを検討する方針。
平潟漁協によると、このコウナゴは1日に採取した。
コウナゴ漁は再開しない方針で、市場に出回ることはない、としている。
野菜類(根菜、芋類を除く)では放射性ヨウ素の基準は2千ベクレル。
魚では、半減期の長い同セシウムの基準はあるが、8日と短いヨウ素はなかった。
その理由について厚労省は、人が食べる段階では相当程度軽減されているとの
専門家の判断に基づいている、という。
厚労省の大塚耕平・副大臣は4日の会見で
「これまでの科学的知見では確認されていなかった。想定しがたい検査結果だ。
速やかに対応したい」と述べた。
厚労省は、原子力災害対策本部を通じて、原子力安全委員会に助言を求めると
ともに、薬事・食品衛生審議会に設ける放射線の専門家による部会で議論する。
■半減期短いが、心配なら食べないで
〈水口憲哉・東京海洋大名誉教授の話〉 ヨウ素は半減期が8日と短いが、
数カ月間、海が汚染され続ければ魚の体内でも高い濃度が続く。
国の基準が無いというが、心配な人は食べない方がいいだろう。
ソースは
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