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2011年4月2日、人民日報海外版は、中国初の核・化学兵器対策ロボットの
完成を報じた。強い放射線にさらされた環境でも活動が可能だという。以下は
その抄訳。
ロボットは東南大学計器科学エンジニアリング学院院長、ロボットセンサー
・コントロール技術研究所所長の宋愛国(ソン・アイグゥオ)氏が率いる研究チーム。
2004年から開発を進め、今年初頭に第5世代ロボットが完成した。開発のきっかけに
なったのは2004年にある大学で起きた事件。実験室に泥棒が入り、放射性物質が
行方不明になってしまったという。
第5世代ロボットは重さ30キロ、全長85センチ。カメラ、センサー、マジックハンド
を搭載しており、放射線濃度が高い危険な地域にリモートコントロールで突入し、
放射性物質を回収することができる。日本に提供されたドイツ製ロボットは重さ
600キロと大型だが、この中国製ロボットは小回りが利くことが利点だ。
現在、宋氏は新たな研究テーマに取り組んでいる。それは水中で活動可能な核
・化学兵器対策ロボット。すでに初期構想はできあがっているが、耐水性能や
水中での遠隔操作方法など解決しなければならない課題も多いという。
●2日、人民日報海外版は、中国初の核・化学兵器対策ロボットの完成を報じた。
放射線濃度が高い地域でも人間が危険にさらされることなく、放射性物質を
回収することが可能だ。写真は3月14日、東日本震災被災地
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