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食品の放射能汚染問題で、農林水産省などは近く、千葉県北部の一部地域について
原子力災害特別措置法に基づき、葉物野菜の出荷停止を指示する方向で検討を始めた。
県単位以外の制限は初。千葉県は首都圏への野菜の大供給地であることも配慮し、
地域を限定する。
千葉県は3月25日、旭市や多古町のホウレンソウや同市のシュンギク、パセリ
などで暫定基準値を超える放射性物質が検出されたと発表。31日には新たに
香取市のホウレンソウで超えたほか、旭市でも引き続き超えた。ただ、千葉市
以南では1件も超えていない。
このため農水省などは、千葉県北部の市町村や農協単位で、ホウレンソウなどの
葉物野菜の出荷を止める方針だ。現在でも千葉県は旭市などに出荷自粛を要請し、
市場に出ていないが、法的根拠を示して確実に止める必要があると判断した。
一方で、検査で繰り返し基準を下回った場合、現在制限されている福島など4県の
一部地域について、制限を解除する検討もしている。
農水省の2008年の統計では、千葉県は全国シェアでホウレンソウは15%、
シュンギクが16%でともに全国1位。東京都中央卸売市場の10年の取り扱い
実績では、ホウレンソウ、ハクサイなどの「葉茎菜類」で千葉県産は全体の8%。
福島、茨城、栃木、群馬の4県を加えると全体の54%。
◎URLリンク(www.asahi.com)
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