11/04/01 11:16:33.97
ソースはギガジン
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東日本大震災による福島第一原発の放射能漏れ事故を受けて、一部で水道水からヨウ素131や
セシウムなどが検出され、ミネラルウォーターが品薄になるなどの事態が発生していますが、
汚染された水道水から放射性物質の除去に成功したことが明らかになりました。
詳細は以下から。
ECOA(逆浸透膜ろ過を用いた純水造水装置)の放射性物質除去能力について |(株)寺岡精工 ニュース
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「逆浸透膜ろ過」を用いて純水を作るシステム「ECOA」シリーズを展開する寺岡精工の
プレスリリースによると、水道水に放射性物質が混入した事故を受け、同社に安全性について、
ユーザーから多くの問い合わせがあったそうです。
基本的に「ECOA」シリーズは水道水をろ過して純水を造る装置であり、放射性物質のろ過能力については
実証的な根拠は示されていませんでしたが、福島第一原発から約40kmに位置する福島県の飯舘村役場の
協力を得て、放射性物質を含んだ同役場の水道水を「ECOA」でろ過する実験を行ったとのこと。
「ECOA」シリーズの製品紹介ページ。用途に応じてさまざまなモデルが展開されています。
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実験では3月26日15:25と16:41、27日11:37と11:40に飯舘村役場の手洗い場の水道管に「ECOA」を接続し、
水道水(原水)とECOAでろ過した水(RO水)の両方を採取。そして採取した水を放射能分析などを
手がける株式会社化研の水戸研究所へ持ち込み、3月28日17:13、17:28、17:44、17:59に
放射性物質の有無を計測しています。
これが測定結果。放射性ヨウ素131は原水が国の暫定規制値(300Bq/kg)を大幅に上回る
「350~600Bq/kg」であったのに対して、RO水は「検出されず」となり、
放射性セシウムについても原水が口の暫定規制値(200Bq/kg)を大きく下回る10~32Bq/kgで、
RO水からは「検出されず」に。
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この結果について寺岡精工は「ECOAによって最適に制御された原水の水圧と水流が逆浸透膜の
ろ過機能を効果的に引き出し、放射性ヨウ素と放射性セシウムの除去に著しい効果があったと考えられます」
という見解を示しています。
なお、ECOAは逆浸透膜ろ過フィルターでろ過された不純物を膜の濃縮側から排水する構造になっており、
ろ過された不純物がフィルターに蓄積されることはないほか、自動的にすべての経路の滞留水を排出する
自動洗浄機能などを備えているとされています。
-以上です-