11/04/02 02:30:05.62 GEejFZCC
東芝や日立が、自分の商売を維持しようと考えたなら、当然ながら東電のリスクは
自社のリスクと真剣に考えて行動しなければならなかった。
福島の海岸には明治に10m規模の津波が来ていて、現状の5mの高さでは防げないと
考えるのが普通だろう、それに5m程度の津波なら昭和に入っても数度来ている、
明らかに福島の原発は100%の確率で津波に浚われる危険があった。
もし今回、非常用に別途電源があり、別途水源があり、別途高圧の注入ポンプが
稼動すれば、この危機は簡単に乗り切れた、それを設置する費用は高く見ても
数億円の規模だろう。
結局は、リスクとは何かの範囲の想定ができていなかった、
東電に存在する巨大なリスクを自社のリスクと考えないから放置し、
そのリスクが顕在したとき全てが自社のリスクになり、
そのリスクを乗り越えていれば得られていた栄光はすべて泥の中に捨ててしまった。