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東日本大震災による東京電力福島第1原子力発電所の事故の復旧作業に、
大手ゼネコンの大成建設が、計130人の作業員を派遣していることが
29日、分かった。大手ゼネコンで、福島第1原発の復旧作業を手がけて
いるのは同社だけ。11日以降に福島第1原発で続いた水素爆発による
外壁破片の片づけのほか、構内の整地、燃料輸送、仮設ポンプの接続作業を
展開。発電所内での各作業の効率向上に向けて、懸命の作業を続けている。
福島第1原発への人員派遣は、東電からの要請を受けて、大成建設の山内隆司
社長が決めた。福島第1原発では敷地内の土壌から半減期が極めて長く毒性の
強い放射性物質プルトニウムが微量ながら検出されるなど、厳しい作業環境が
続いている。大成建設では、そうした状態を踏まえ、作業員へ参加の意思確認を
行ったうえで、大成建設社員30人と、下請け企業社員100人を現地に送り
込んだ。
今回の事故に伴う作業従事者の被曝(ひばく)線量限度について、国は100
ミリシーベルトから250ミリシーベルトに緊急的に引き上げたが、大成建設
では100ミリシーベルトに設定し、作業に当たらせている。
大成建設は「厳しい中での作業だが、事態の収束に少しでも役立てれば」
(広報部)と話している。
◎大成建設(1801) URLリンク(www.taisei.co.jp)
◎URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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