11/03/29 12:18:08.12
「いま、東京のお店は全部ダメです。
ここ新橋も客が入ってるのは、一杯ひっかけて帰る立ち飲み屋だけ。
スーパーから食料品が消えたりしていますけど、外食産業にはちゃんとある。
なのに、みんな家でつましい飯を食ってじっとしているんです」
サラリーマン時代よく通ったという夜の新橋を歩きながら、
経済アナリストの森永卓郎さん(53)はぼやいた。
未曽有の大震災から2週間。被害の深刻さが伝えられ、
いっぽうで福島第1原発の事故は予断を許さない。
首都圏は電力不足で節電が求められ、計画停電も実施されている。
夜の街で酒を飲んでぱっと騒ごう、という気分にならないのは当然かも
しれない。だが、それは違う、と森永さんは発破をかける。
「国を救うときには、被災していない人は普通どおりに暮らして、
ふだん以上に働くっていうのが大原則なんです。
この状況でみんなが萎縮して生産活動が停滞したら、助けられるものも
助けられなくなるんですよ。本当に量産するなり何なりで、ふだん以上に
働かなければいけないんです」
そして、夜はそれを飲食店に還元し、経済を回すべきだ、と森永さんは言う。
「いま、飲んで盛り上がろうというオヤジのパワーが出ないんでしょう。
外食産業はひどいみたいですよ。
それに、新橋の周りにいっぱいある安売りの店が、全部18時で閉まっちゃう。
当然、売り上げだって落ちるじゃないですか。
なんで閉めちゃうかっていうと、客が来ないからですよ。
電車が不安だから、早く帰っておかないとヤバイじゃないですか。
だからほんとうは計画停電をやめてほしい。
でもやめなくても、22時ぐらいまででもいい。
電車で家に帰れる時間だけでも、店を救ってやんないと。
バタバタ潰れますよ、これが続いたら...」
(本誌では菅政権の2つの失敗などを紹介しています)
【FLASH】
ソースは
URLリンク(news.ameba.jp)