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国際航業ホールディングス傘下の「宮崎ソーラーウェイ」(宮崎市)は23日、宮崎県
都農町で、出力千キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)「都農第2発電所」の
完成式を開いた。
日向灘の海岸近くで、かつてリニアモーターカーの実験線に使われていた高架上に、発電
パネル約1万2500枚を約3・6キロにわたり縦列に並べて発電する。同社によると、
太陽光発電所では世界一の長さだという。年間発電量は約120万キロワットで、県外の
電力事業者に売却される。
式典で国際航業ホールディングスの呉文繍社長は「『太陽と緑の国』の宮崎で、太陽光
エネルギーを生かした意義あるプロジェクト」と強調。河野俊嗣知事は、東日本大震災での
福島第1原発の事故を踏まえ「原子力発電はリスクをはらんでいる。この地震、事故があっ
たからこそ、新エネルギーの開発に一層力を入れていくべきではないか」と訴えた。
国際航業グループは2009年、県、都農町と太陽光発電事業のパートナーシップ協定を
締結。昨年4月、同じ高架上で実証用の「都農第1発電所」(50キロワット、約260
メートル)を先行稼働させた。
(共同)
ソース
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
リニアモーターカー実験線の高架上に発電パネルを並べた「都農第2発電所」=宮崎県都農町
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