11/03/15 00:55:46.88
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URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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東日本大震災による、福島第1原発の重大な事故を受け、アジア各国で日本からの輸入食品が
放射能に汚染されていないかどうか監視を強化する動きが出ている。
安全性を最大の売り物に、世界各国で人気の日本食品なだけに、今後こうした動きが他地域にも
広がれば、大きな打撃となりそうだ。
中国の華僑向け通信社、中国新聞社は14日、香港当局が日本からの輸入食品に対する放射線検査を
強化したと伝えた。香港で人気の高い日本産アワビやフカヒレなど海産物、リンゴなど果物の多くが
福島県や宮城県などから出荷されているための措置という。
香港の食品衛生局が同日までに行ったサンプル検査で、日本産の10種類の輸入食品から
放射能汚染などはみつかっていない。
同局の周一岳局長は、「日本政府が汚染食品を販売市場に流さぬよう自主的に措置を取ると信じる」と
述べ、日本側に対応を求めた。現段階で香港当局は輸入禁止措置は検討していないという。
一方で、日本製食品の輸入に何らかの制限が加わったり、輸入量が減ったりすることを懸念した
香港市民が日本製品を求めて商店に殺到、品薄になっている。
海産物を扱う香港市内のある商店では13日に、1日の平均販売量の8倍に当たる40キロのアワビが
約2時間で売れ切れた。すでにアワビの市販価格は香港で約30%上がったという。
割高だが安全性には定評がある日本製の粉ミルクの場合、スーパーで通常の2倍以上の売れ行きを
見せている。
大震災発生以前に輸入された在庫品を中心に、買い占めや売り惜しみなどの影響も出そうだ。
香港は生鮮食品など大半を中国本土からの輸入に依存しているものの、安全な高級品として
日本食品の人気が高い。
このほか、台湾の関係当局も日本産農水産物への監視を強化すると発表。韓国当局も日本からの
海産物の検査を行うことを検討しているという。
シンガポール政府は14日から、日本の輸入食料品の放射能検査を始めた。
農業・食品・獣医庁(AVA)は「放射能汚染のリスクを考慮した措置で、果物や野菜、肉、魚介類の
生鮮食料品を重点に抜き取り検査する」としている。
また「AVAは注意深く原子炉事故の推移を監視する」と、今後の状況次第では追加的な措置も
あり得るとしている。
シンガポールには、日本から輸入した生鮮食料品に依存する日本食レストランも多く、影響を与えそうだ。
-以上です-