【化学工業】太陽電池、新素材で勝つ 東ソーなど、高効率化へ開発競争[11/03/03]at BIZPLUS
【化学工業】太陽電池、新素材で勝つ 東ソーなど、高効率化へ開発競争[11/03/03] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
11/03/03 08:58:28.66
太陽電池の新材料をめぐり、化学関連メーカーの開発競争が激しくなっている。
光エネルギーのうち何%を電気エネルギーに変換できるかを示す変換効率を高めるため、
東ソーは幅広い光を通すのに適した電極用の新材料を開発。
インキ世界首位のDICは、電極用材料を含む太陽電池関連分野に本格参入した。
太陽電池材料の市場規模は2015年には現在の3倍弱に拡大するとの予測もあり、
各社は変換効率の向上を0.1%単位で追求している太陽電池メーカーに売り込みをかける。

東ソーは、太陽電池で電気を流すための中枢となる電極用として、酸化亜鉛系とインジウム系の
新材料を開発した。
目に見える光から見えない光まで幅広く透過させるとともに、耐熱性や耐湿性も高めたのが特長。
薄膜シリコン系太陽電池や化合物系太陽電池の場合で、従来の材料に比べそれぞれ1%超の
変換効率アップを実現したという。
 
DICも「自社の製品群や技術を転用しやすく、成長が期待できる分野」(幹部)とにらみ、
本格参入。現在主流の結晶シリコン型太陽電池向けに、電極をつくるのに必要な銀ペーストの
新材料を開発し、すでに販売している中国に加え、6月からは国内でも売り出す。
シリコンウエハーとの接触を改善し、電極を細く高く焼き付けることで太陽光を受ける面積を
広げ、変換効率を0.5%程度高める効果があるという。

同社は、太陽電池の裏面の電極に使うアルミニウムペーストなども開発。通常に比べて使用量が
1~2割少なくて済み、太陽電池の生産コスト削減につながるという。
電極用の材料で11年度に20億円、13年度に100億円の販売を目指す。

トクヤマも、太陽電池の基盤材料となる多結晶シリコンの増産に向け、現地法人を通じて
マレーシアに年産能力6200トンの新工場を着工。
投資額は約800億円で、13年9月の操業開始を目指す。多結晶シリコンの生産拠点は
徳山製造所(山口県周南市)のみだったが、マレーシア進出を機に太陽電池の需要の伸びに
対応する。
太陽電池向けの多結晶シリコンの世界シェアは現状5%程度だが、当面10%以上への引き上げを
目指す。

国際半導体製造装置材料協会(SEMI)などによると、太陽電池の材料の市場規模は
10年の65億ドル(約5330億円)から、15年には169億ドル(約1兆3850億円)に
拡大すると見込まれている。

ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
■東ソー URLリンク(www.tosoh.co.jp)
 2011/03/01 太陽電池透明電極用新規材料を開発
 URLリンク(www.tosoh.co.jp)
 株価 URLリンク(company.nikkei.co.jp)
■DIC URLリンク(www.dic.co.jp)
 2011年2月24日 太陽電池の変換効率の向上と生産コスト低減に寄与する革新的製品群を開発
 URLリンク(www.dic.co.jp)
 株価 URLリンク(company.nikkei.co.jp)
■トクヤマ URLリンク(www.tokuyama.co.jp)
 2011年02月16日 「マレーシアにおける多結晶シリコンプラントの建設開始について」を公開 (244KB)
 URLリンク(www.tokuyama.co.jp)
 株価 URLリンク(company.nikkei.co.jp)


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