11/02/23 12:11:38.80
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URLリンク(jp.reuters.com)
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[東京 23日 ロイター] トヨタ自動車の収益性改善がホンダや日産自動車に比べて遅れている。
国内生産比率が高く、円高で輸出採算が悪化しているためだ。
足元では原価改善などの成果が出始めているものの、営業利益率ではホンダや日産に見劣りしており、
業界関係者からは収益力でトヨタが本格的に浮上するには、思い切った国内生産体制の再構築が必要
との指摘も聞こえる。
2月に入って、トヨタを取り巻く環境はやや好転した。8日の第3・四半期決算発表で
2011年3月期連結営業利益予想を従来比45%増の5500億円に引き上げたほか、
米国ではリコール(回収・無償修理)の原因としてやり玉に挙げられた電子制御システムについても
「欠陥なし」と報告され、品質改善費用の一巡に期待が高まっている。
これら好材料により
「ホンダや日産との収益力の差が歴然で、トヨタの株価も出遅れていたが(株価に)修正が起きた」
(大和住銀投信投資顧問の国内株式ファンドマネージャー、小川耕一氏)という。
ただ、今期のトヨタの営業利益率予想は2.9%と、ホンダの7.0%、日産の6.1%に比べて
見劣りする。
その一因となっているのがトヨタ単体の赤字だ。
トヨタが過去最高益を記録した08年3月期の連結営業利益率は8.6%で、その年、国内では
426万台を生産し、単独の営業利益は1兆1086億円と連結利益全体の約半分を稼いでいた。
それとは対照的に今期は円高による輸出採算の悪化などで、単体の営業損益は4200億円の赤字となり、
収益の重荷となる。
-続きます-