11/02/23 10:48:42.23
連休明け22日の米国市場は、リビア情勢の緊迫化で大荒れとなった。
世界景気への悪影響が懸念され、ニューヨーク株が今年最大の下げを記録する一方、
供給不安から原油が急騰し、安全資産とされる金や米国債も上昇。
投機マネーがリスクを回避する動きが一段と強まっている。
ダウ工業株30種平均は前週末比178・46ドル安の1万2212・79ドルで取引を終えた。
約2週間ぶりの安値水準で、下げ幅は今年最大。
リビアのカダフィ大佐が退陣を拒否したと伝えられると、政情不安の長期化が嫌気され、
幅広い銘柄で売り注文が拡大した。下げ幅は一時21ドルを超えた。
一方、ニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、指標となる米国産標準油種
(WTI)の4月渡しが5・71ドル高の1バレル=95・42ドルと、約2年4カ月ぶりの
高値水準をつけた。
アフリカの主要産油国のリビアの騒乱は原油供給への不安を招き、買い注文が殺到したためだ。
ニューヨーク金先物は4月渡しが12・50ドル高の1オンス=1401・10ドルで、
終値としては1月3日以来、約1カ月半ぶりに1400ドル台を回復。
米国債も堅調で、投資家が株式などリスク資産から安全資産へ資金を移す動きが強まっている。
シカゴ穀物市場では大豆、小麦、トウモロコシが軒並み大幅続落した。
中東情勢の緊迫化で手じまい売りが加速し、世界の景気が悪化して穀物需要も落ち込むとの見方が
広がった。
ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
関連スレは
【資源】欧州系石油大手がリビア駐在員を退避、一部で事業に影響も[11/02/21]
スレリンク(bizplus板)l50
【先物】北海原油、2年半ぶり高値 リビア緊迫で105ドル突破[11/02/22]
スレリンク(bizplus板)l50
【格付け】リビアを「BBB」に格下げ=フィッチ[11/02/22]
スレリンク(bizplus板)l50
ニュース国際+から
【リビア】カダフィ大佐が退陣拒否、抗議行動に強硬措置で臨むと警告[11/02/23]
スレリンク(news5plus板)l50
【リビア】カダフィ大佐が石油施設の破壊を命じた可能性--タイム誌[11/02/23]
スレリンク(news5plus板)l50
など。