11/02/15 12:35:03
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世界最大のインターネット交流サイト「フェースブック(FB)」が、出遅れていた日本でも
急拡大の兆しをみせている。
チュニジアやエジプトの政権崩壊にも大きな役割を果たし、その速さと広がりの威力を見せつけた
FBは世界で6億人近くが利用する巨大情報インフラ。実名登録が原則という“しばり”が、
新たな優良販促ツールとしての強みを発揮。これを活用する企業も増えている。
■世界で6億人利用
エジプトのムバラク政権崩壊の過程では、当局がインターネットを監視していたにもかかわらず、
FBによるデモ参加の呼びかけが当局の予想をはるかに上回る速度で国民の間に広がり、
FBの驚異的な情報伝達パワーを世界に示した。
FBは米ハーバード大の学生だったマーク・ザッカーバーグ氏が2004年に学内の学生向け交流サイト
として開発。そ
の後、他の大学に急速に拡大し、06年には一般公開され爆発的に普及した。
現在では世界で6億人近くが利用しているのに対し、08年に日本語化された国内の利用者は
約200万人にとどまる。
国内最大の交流サイト「ミクシィ」の利用者約2200万人に比べ1割にも満たない。
しかし「FBは、じきにミクシィを脅かす存在になる」(大手金融系証券アナリスト)との予想もある。
インターネット調査会社のマクロミル(東京都港区)が1月に発表したFBの利用状況調査によると、
登録時期は「08年」と「09年」の合計が27.2%だったのに対し「10年以降」は65.6%と
急増ぶりがうかがえる。
登録している情報は「性別」が87.6%で最も多く、「実名」も78.6%だった。
居住地や勤務先なども少なくない。
かなりの個人情報が集積されている点に注目し、企業が販促ツールとして利用し始めた。
FBの中でも著名人や企業がファンを集めたり広告などに活用できる「ファンページ」を活用し、
ネット通販会社などを中心に導入するケースが増えている。
いち早くFBを販促の柱に据えたのが、エスワンオー(同目黒区)だ。
ネットマーケティング・広告事業の同社は、ファッション分野進出に当たってアジア市場をにらみ
FBを活用。同社のブランド「サティスファクション・ギャランティー」は日本では無名だが、
アジアでは25万人強のファンを集める。ファンページ内のショッピングコーナーで英語と日本語で
商品を説明し、気に入れば購入できる。
佐藤俊介社長は「FBは航空路線でいえば“国際線”。世界に向けて旅立つには欠かせない」と説明する。
-続きます-