11/02/12 21:01:01
厚生労働省は、外国人医師の受け入れ促進に向け、入国手続きを緩和する
方針を固めた。
国際医療交流推進などを掲げた政府の「新成長戦略」の一環で、外国人医師が
日本で医療知識や技能を学ぶ「臨床修練制度」の運用を見直す。応募手続きの
簡素化など関係省令を4月に改正する。
臨床修練制度では、日本の医師免許を持たない外国人医師が最長2年間、
指定医療機関の指導医の下で、医療行為ができる。ただ、許可を得るには
多くの証明書が必要で、審査手続きに2か月もかかるのが実情。手続きが
煩雑なため、同制度を利用して来日する外国人医師数は年間40~50人程度
と伸び悩んでいた。
省令改正により、一部の提出書類を不要とするほか、母国の医師免許証についても
コピー提出を認める。来日から1週間程度で許可を出せるようになるという。
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