11/02/07 08:44:22
JR東海のリニア中央新幹線構想について考える集会が6日、中津川市で開かれた。
採算性、電磁波の健康影響を指摘する学者と並び、前中津川市長の中川鮮さんが
パネリストとして登壇。
「(東濃に)新駅を造るため、中津川市の一般会計予算に匹敵する350億円を
地元負担する。それだけのメリットがあるか」と疑問を投げかけた。
市民グループ「東濃・リニアを考える会」の主催で、約140人が参加した。
中川さんは市長時代、地元のリニア期成同盟会の副会長だったと明かしたうえで、
「東京に早く着くようになることは悪くないが、どれだけのものを犠牲にするのか
考えよう」と冷静に指摘した。
パネリストの橋山禮治郎・千葉商科大客員教授は、東京湾アクアラインなどを例に、
需要を無視した大事業の危険を指摘。
中国の新幹線がリニア並みの時速486キロを記録していることを挙げ、
「コストはキロ当たり20億円で、リニアの10分の1。対米輸出でも対抗するのは
難しい」と話した。
ソースは
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