【コラム】「日本円は間違いなく紙屑になる」 格下げの恐ろしさを理解できない日本の政治家[11/02/06]at BIZPLUS
【コラム】「日本円は間違いなく紙屑になる」 格下げの恐ろしさを理解できない日本の政治家[11/02/06] - 暇つぶし2ch2:JD@かしゆかさんφ ★
11/02/06 19:40:27
>>1の続き

■その2「日本の政治に対する誤解」
日本の破たんが叫ばれるようになったのは、もちろん巨額の財政赤字が原因です。諸悪の根源のように
非難されている民主党ですが、ふと考えてみれば、民主党は政権についてからまだ2年経っていません。
この巨額の財政赤字を作ったのは誰でしょうか?
財政赤字の原因は、自民党であり、巨額の財政赤字を容認した我々国民です。来年度は社会保障費の増加
のため国債発行額が50兆円を突破すると報道されましたが、その恩恵に与っているは我々国民です。
財政の立て直しを行なおうにも、ねじれ国会のため前進することは困難です。ねじれ国会について、
原因を正しく理解する必要がありますが、それについて、前参議院議員の田村耕太郎氏の意見が的を
得ていると考えます。

氏の意見を取り入れてまとめると、このようになります。
「安定政権を獲得するには、国政選挙で連勝する必要がある」が、衆議院選挙は都市部に重点が
当たっている一方、参議院選挙は定数配分の問題から地方に重点が当たっており、若年層の多い都市部、
高齢化の進む地方、この両方で勝利するのは困難である、という意見です。

確かに政治家の不祥事や不規則発言によって国会がねじれてしまった面もありますが、自民党の安部政権以降、
国会がねじれて政治が機能不全に陥る要因の一つに選挙制度に潜んでいたことを認識する必要があります。

いったんねじれてしまった国会ですが、選挙制度の変更は不可能、だれが首相になっても選挙での連勝と
安定政権構築は困難ということで、日本が自力で状況を改善するのは至難の業であると考えています。

■その3「日本が破綻した時のインパクトを考える」
日本が破たんする、しないという議論を国内でも国外でも見かけます。しかし、そのような議論は
大きな前提を見落としていると考えます。

よく見かける議論としては、日本が借金を返す方法はインフレしかない、そもそも日本は破たんしないなど、
あたかもこの問題が国際的に孤立した国の国内問題であるかのような議論です。しかし、実際に日本が
破綻した時何が起こるかを考えてみると、その議論が意味の無いものに見えてきます。

何らかのショックで日本国債が取引停止になり、円が暴落する場合を考えてみましょう。想像することは
実は容易で、何せ世界1位の債権国、GDP世界3位の国なので、軽く見積もってリーマンショックの
数倍程度の衝撃があると思います。

世界中でボラティリティが上昇、株式市場も暴落、国内の金融機関は破綻、円絡みのデリバティブに
絡んでいた金融機関や近隣諸国も巻き添えになります。保有している米国債や外貨を換金に行けば
それらの国も市場機能が停止します。

つまり、日本の破綻は日本の国内問題ではなく、通貨ユーロ、米国債の安全性などと同様、グローバルな
問題であると考えています。グローバルな問題であるにも関わらず、世界各国だれもグローバルな問題であると
認識していないことが最大の問題点でしょう。

>>3以下へ続く


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