11/02/03 08:21:00
ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
「両親の出自を明らかにすべきか」
「国籍について聞かれたらどう答えればいいか」。
不況による就職難が深刻化する中、企業面接などで在日コリアンが抱える不安の解消に
役立ててもらおうと、京都大大学院生で在日3世の高悠史さん(26)ら学生グループが
体験談を集め、ウェブ(URLリンク(znabi.web.fc2.com))上で公開している。
「在日は不利と親世代に言われた」
「大学の就職課で十分な情報が得られない」
などの理由で、友人が疑心暗鬼になっていたのがきっかけ。2009年から
インタビューを始め、これまでに14人の声を集めた。
大手メーカーに採用された在日3世で韓国籍の男性(27)もその一人。
約15社の試験を受けたが、一番悩んだのは履歴書や面接で民族名と日本名のどちらを
使うかだった。
「両親から『民族名で受かるわけがない』と言われ、大学への登録を日本名に変えようと
したこともあった」
結局、民族名の表記のまま、日本語の読みに登録を変更。
面接では国籍や名前について一切聞かれなかった。
「必要以上に不安になっていた。出自を気にせずに臨めればもっと良かったけど」と
振り返る。
旅行会社に勤める韓国籍の女性(24)は国籍も民族名も隠さずに約50社に
チャレンジした体験を紹介した。面接での話題は韓国への留学経験が中心。
ある会社では「なぜ韓国に留学したのか」と聞かれ「自分のルーツに関わる国だから」と
答えたという。
一方で、会社側から「内定は出すが日本国籍に変えてほしい」と迫られたという
学生の声も。
高さんは「自分の血筋や社会での立場をどう受け止め、将来に生かすのか。
考える手助けになれば」と話している。
-以上です-
在日コリアンの男性(右)から就活の体験談を聞く学生グループのメンバー=京都市内
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