11/01/31 17:22:46
大手芸能プロダクション「ジャニーズ事務所」のタレントグッズを主力商品とする卸売会社
「キタヒグチ」(東京都台東区)と同社の北樋口武前社長(77)が、法人税約1億2000万円を
脱税したとして、東京国税局から法人税法違反容疑で東京地検に告発されたことが分かった。
同事務所を巡っては昨年11月、ファンクラブ会報などを独占受注していた印刷会社の脱税が
発覚したばかり。
関係者によると、キタ社は中国から輸入したタオルやバッグなどを国内業者に卸していたが、
売り上げを一部除外したり、架空の仕入れを計上するなどの手口で、09年9月期までの3年間に
約4億2000万円の法人所得を隠した疑いが持たれている。
キタ社が主力取引先としていたのは、グッズ販売のため設立された同事務所のグループ会社。
07年ごろ紹介を受けて取引を開始し、所属タレントのコンサートやイベント会場などで売られる
タオル、Tシャツ、バッグなどを大量に卸して売り上げを伸ばしていた。
北樋口前社長は国税局の強制調査(査察)後の昨年9月、責任を取り社長を退任。
隠した所得は現金で保管していたほか、預金などに回していた。
キタ社は「国税局の指摘を受けたのは事実。反省しており既に修正申告を済ませた」としている。
ジャニーズ事務所は
「当社のグループ会社が(キタ社と)昨年まで取引関係にあったのは事実だが、脱税については
何も知らない。当社ないしグループ会社の関係者が関与していた事実は一切ない」とコメントした。
同事務所を巡っては昨年12月、ファンクラブ会報などの印刷を独占受注していた
「ショウビ企画」(東京都千代田区)と青木俊夫社長(73)らが、計約1億1000万円を
脱税したとして法人税法違反罪で起訴された。
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