11/01/31 10:38:06
石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、次世代資源の切り札として期待される
日本近海のメタンハイドレート開発のため、海洋研究開発機構の探査船「ちきゅう」を使った
海底掘削調査を2月5日から実施する。
日本近海の海底はメタンハイドレートの宝庫で、埋蔵量は国内の天然ガス消費量の約90年分に上る
との試算もある。
ただ、海底下の厳しい低温高圧環境に封じ込められ、取り扱いが難しい。
採掘の際にメタンガスが異常噴出し、制御不能になるといった事故を防ぐには、事前に地質を
綿密に調べ、採掘の地点や方法を注意深く決める必要がある。
今回の調査では、水深700~1000メートルの海底を100~400メートルくらいまで
掘り抜き、ハイドレートを取り巻く層の地質構造や、掘削穴とパイプの安定性などを調べる。
ちきゅうは、海底下7000メートルまで掘り進める、世界最高性能の掘削船。
学術探査を目的に建造されたため、コンピューター断層撮影法(CT)などの高度な分析装置まで
搭載し、海底地質の調査能力は飛び抜けている。
ソースは
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イメージ図は
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石油天然ガス・金属鉱物資源機構 URLリンク(www.jogmec.go.jp)