11/01/29 10:56:49
(>>1の続きです)
◆相次ぐ実証実験
KDDI、ソフトバンクモバイルと韓国最大手のSKテレコムの3社は昨年7月に、
NFC規格によるサービス基盤の相互利用などの実証実験に着手。
「モバイル・ワールド・コングレス」開催前に成果を発表する見通しだ。
KDDIは「ドコモより早く提供する」(新規ビジネス推進本部)方針で対応を急いでおり、
国内でも、クレディセゾンやトヨタ自動車、全日空、凸版印刷など
24社と協力して実証実験を開始。
東京・銀座の街路灯110カ所にNFCコードを装着し、携帯電話(100台)で
周辺の店舗情報や避難場所などの情報を取得する実験を続けている。
ソフトバンクモバイルも17日にアンドロイドOS搭載のスマートフォンで
内外8社と同様の実験を開始したばかりで、3月末まで技術検証などを行う。
同社モバイルペイメント企画室の木下直樹室長は
「商用サービスを見据えた話も出ており、海外との同期を取りながら進めていく」
と述べ、世界で通用するおサイフケータイへの移行を鮮明にする。
国際標準に屈する形だが、サービスではおサイフケータイで培った日本勢には実績がある。
NFC採用でそうしたサービスを拡充し、
世界の携帯電話市場で日本の存在感を示せるか、真価が問われる。(おはり)