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◆アドバンテッジ、東京スター銀買収資金の返済不履行か
2011年 1月 23日 17:25 JST
東京スター銀行を2008年に買収した日本の投資ファンド、アドバンテッジパートナーズは、
同行の買収資金として借り入れた1700億円の返済を断念し、
デフォルト(債務不履行)を選択する可能性が高い。関係筋が23日に明らかにした。
現在、融資を行った米プライベート・エクイティ投資会社のローンスターと新生銀行が中心となって、
アドバンテッジ側と協議を行っている。話し合いにはあおぞら銀行も加わっているもよう。
交渉期限は1月末だが、関係筋2人によると、デフォルトの公算が大きいという。
ソース:ウォールストリートジャーナル
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◆東京スター銀への経営参画検討 新生銀など
首都圏を営業基盤とする東京スター銀行の株式を
米投資ファンドのローンスターや新生銀行などの融資団が取得し、
経営に参画する方向で検討に入ったことが23日、分かった。
現在は投資ファンドのアドバンテッジパートナーズの完全子会社だが、
今後はアドバンテッジと融資団が共同で設立する受け皿ファンドにスター銀の株式を譲渡し、
共同で経営に当たることで調整している。
スター銀は08年にアドバンテッジが買収。
買収資金のうち約1700億円を融資団から借り入れ、スター銀からの配当を原資に利払いをしてきた。
しかしスター銀は10年3月期と同9月中間期の決算で赤字を計上。
配当の継続が困難となり、融資団が実質的に融資条件を緩和する代わりに株式を取得することとした。
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