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電車のブレーキで電力発生、架線通じて再利用 川重が成功
2011.1.18 17:31
川崎重工業は18日、電車のブレーキで発生する電力を架線を通じて再利用する
「回生電力システム」の実証実験に成功したと発表した。
川重の回生システムは、一般的な鉄道用電圧(1500ボルト)の架線から、
制御装置を通さず蓄電設備に電力を直送できる。この方式での実験成功は世界初という。
今後、本格的な受注活動を展開する。
実験は、東急田園都市線つきみ野変電所(神奈川県大和市)付近で継続的に実施した。
システムには独自開発した大型ニッケル水素電池「ギガセル」を使用。
通常の電池よりも容量が大きく、電力を制御せずに架線から直接流し込める。
制御器を通さないため、信号機などに障害が出る可能性も低いという。
実用化されれば、変電所1カ所当たりで電力が年間160万キロワット、
二酸化炭素排出量も約670トンの削減が可能。
川重は「鉄道のほか、スマートグリッド(次世代送電網)などへの適用拡大を図り、
省エネ社会に貢献していきたい」としている。
ソース:電車のブレーキで電力発生、架線通じて再利用 川重が成功 - MSN産経ニュース
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