11/01/21 11:09:58
NECが、中国のパソコン最大手のレノボ・グループ(聯想集団)と、
パソコン事業で提携することで最終調整していることが21日、分かった。
NECのパソコン事業会社に、レノボが過半を出資する合弁事業の形態をとる方向だ。
日中のパソコン最大手メーカーが連携することで、世界市場での存在感を高める戦略で、
提携が国内外のパソコンメーカーの再編機運に火をつけることになるとみられる。
提携は、NECの完全子会社でパソコンの生産と販売事業を手掛ける
NECパーソナルプロダクツ(東京都品川区)が母体となり、
レノボが過半を出資する見通し。
NECパーソナルプロダクツの生産拠点である米沢事業所(山形県米沢市)を
活用する方向で、同社の従業員の雇用は維持されるほか、NECのブランドも利用継続
されるとみられる。
NECは、1990年代までは国内パソコン市場でシェアの過半を占めていたが、
世界的な価格競争の激化などにより海外市場から撤退を余儀なくされるなど苦戦を
強いられている。
レノボと組むことで、パソコン部品の調達コスト削減などを進め、事業の効率性を
高めて採算性を改善させることを狙っている。
一方、レノボはNECの販路や生産拠点を活用することで、日本市場でのシェア拡大に
つなげる。
ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
かつては国内パソコン市場で高いシェアを誇ったNEC
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
NECとの提携で、日本での認知度アップを目指すレノボ
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
■NEC URLリンク(www.nec.co.jp)
当社に関する一部報道について 2011年1月21日日本電気株式会社
本日、当社のパソコン事業に関する一部報道がありましたが、当社が発表したものではありません。
また報道された内容について、決定した事実はありません。
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株価 URLリンク(company.nikkei.co.jp)