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厚生労働省が19日まとめた労働者派遣事業報告書(確定値)によると、昨年6月1日
現在の派遣労働者数は約145万人で、前年より約11万人減少した。2008年秋以降
の景気悪化で前年は大幅減となった製造業派遣の減少幅は縮小した。
派遣事業を行う全国約7万社の報告を集計した。製造業への派遣数は約24万人で、
半減した前年から約1万人の減少にとどまった。一方、通訳や秘書など専門的な26
業務は前年比約15万人減の約75万人で、減少幅も広がった。
24日に召集される通常国会では、専門26業務を除く登録型と製造業への派遣を
原則禁止する労働者派遣法改正案の審議が予定されている。この法案で規制対象
となる派遣労働者数は約3万人減の約27万人。
朝日新聞
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