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今年7月24日に地上波テレビがデジタル放送に完全移行することに伴い、
アナログ波による通常番組の放送終了時期を検討していた民放各局は、
移行期間を設けず、アナログ波の止まる同日正午まで番組を放送する方針を
固めた。
地デジ完全移行後のアナログ対応テレビは「砂嵐」のような画面しか
映らないため、この画面のイメージを1月中にも告知番組で繰り返し流し始め、
混乱を防ぐ。
現在、テレビ局はアナログ用とデジタル用の放送を流している。
総務省の検討委員会は昨年6月、アナログ放送の通常番組を今年6月末で
終了し、その後は、地デジ化を伝える「お知らせ文」を画面に表示するなど
3週間余りの移行期間を設ける方針を決めた。
これに対し、日本民間放送連盟(民放連)の広瀬道貞会長が反発していた。
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