10/12/22 08:31:19
12月21日(ブルームバーグ):格付け会社フィッチ・レーティングスは、ギリシャの財政の
持続可能性について見直しを実施した後、6週間以内に同国の格付けを投資不適格(ジャンク)級に
引き下げる可能性がある。
21日のフィッチ発表によると、見直しでは財政赤字削減に向けたギリシャ政府の措置や経済見通し、
緊縮政策を押し進める「同国の政治的意志と能力」に焦点が絞られる。現在の格付けは投資適格級で
最低の「BBB-」。
フィッチによれば、見直しは来年1月に完了する見通しで、格下げの「可能性は高まっている」。
格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、
いずれもギリシャに投資不適格級の格付けを付与している。
同国は今年、国際金融支援を要請した初めてのユーロ圏加盟国。
クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンクの債券ストラテジー責任者、
デービッド・キーブル氏は、フィッチの動きについて、
「ソブリン債の信用の質が重大な懸念となっている現在、限界的には周縁国の国債スプレッドを
一段と圧迫することになろう」と指摘しながらも、
「意外感はほとんどなかった。市場はさらに先を行っている。フィッチはようやく追い付いてきた
ところだ」と述べた。
ソースは
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
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