【労働環境】検出方法に重大な欠陥、一般人にも拡大する死者…日本のアスベストの真実 [10/12/20]at BIZPLUS
【労働環境】検出方法に重大な欠陥、一般人にも拡大する死者…日本のアスベストの真実 [10/12/20] - 暇つぶし2ch1:@@@ハリケーン@@@φ ★
10/12/21 23:56:50
 がんや中皮腫を引き起こすアスベストはオフィスビル、住宅など身近にも存在する。2040
年までに日本で10万人以上が死亡するとも予測されるが、米・ワシントンの調査報道機関
ICIJ(International Consortium of Investigative Journalists)の取材により、日本
のアスベスト検出方法や調査対象に重大な欠陥があり、死者数は大幅に増える可能性がある
ことがわかったというのだ。 (ICIJ シッラ・アレッチ)

 アスベスト(石綿)は2005年6月、機械メーカー「クボタ」が従業員の健康被害を公表
し、社会問題化した。

 そしていま、「アスベスト2040年問題」という事態が存在する。

 早稲田大学の村山武彦教授と、「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」代表の名取雄司
医師らが05年に発表した研究によると、00~39年の間に10万1400人が中皮腫で
死亡すると予測されているのだ。

 しかし、この予測はアスベストとの相関関係がある「男性の胸膜中皮腫」に限定した数字に
すぎない。

 同研究リポートでもこう警告している。

《胸膜中皮腫以上に多いと言われるアスベストによる肺がん、腹膜中皮腫、女性がそれらの
病気になるケースまで含めれば、死亡者は数十万人まで膨れあがる可能性がある》

 だが、衝撃的な事実はこれだけではなかった。

 国際的なアスベスト専門機構が、「日本の建築材料におけるアスベスト含有の標準検出法は
不適当だ」と判断したのだ。

 国際標準化機構(ISO)に属する14カ国のアスベスト専門家が今年9月、建築材料に
おける石綿含有の国際的な標準検出法を作るため、ハワイに集まった。

 標準検出法はまだ確定されていないが、ISOの専門家は私たちの取材に対し、こう指摘
したのだ。

《今度の標準規格には日本で現在、使用されている定性的検出法が含まれない》

 つまり、これまで行われてきた日本の検出法では、「建材中のアスベスト繊維を誤認する
危険性がある」と指摘されたのだ。

 ISOが「推奨する」と決定している分析手法は偏光顕微鏡(PLM)を用いる。

 試料に偏光を照射するPLMは鉱物学、結晶学の研究で多く用いられ、有効性が高く、低コ
ストで知られ、アメリカ、ヨーロッパでは主たる分析手法だ。

 しかし、日本のJIS(日本工業規格)は分析手法として、PLMではなく、微粉末に粉砕
されたサンプルを分析するX線回折と位相差・分散顕微鏡(XRD・DS-PCM)を採用
している。

 労働者の安全と健康を守ることを使命にしているNPO「東京労働安全衛生センター」の
外山尚紀・作業環境測定士が問題点をこう指摘する。

「日本のJIS法は、アスベストの定義がISOなど世界基準と根本的に異なっているので、
他の粒子をアスベストと誤認する危険性がある。いま、現場で行われているアスベスト検出
法では不十分だと思う」

ソース
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
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