【貿易】ニシキゴイ輸入、中国が日本に解禁打診…厳しい条件付きで[10/12/21]at BIZPLUS
【貿易】ニシキゴイ輸入、中国が日本に解禁打診…厳しい条件付きで[10/12/21] - 暇つぶし2ch160:名刺は切らしておりまして
10/12/22 09:35:11 U1BfdGb9
>>159
■「病気があるため殺す」

 「中には食べられるかと尋ねる中国人もいましたが、美しい鯉に、皆、感嘆の声をあげていました。
催事場はテニスコートー面分程しかなく、そこに15日午後8時までの2日半足らずで2万6000人が
来て、身動き出来ないほどでした」 押すな押すなの2日半が過ぎ、15日の午後8時に展示が終わった。
深夜までに片づけ、次に展示する京都の人々に明け渡さなければならなりそのとき、事件は起きた。
「中国人数人が突然入ってきて、我々以外全員を外に出し、バタバタッと水槽を取り囲みました。物々
しい雰囲気の中で鯉を指して、『病気があるため殺す」と言ったのです。私は思わず言いました。「病
気なんかない。入国のときにきちんと検疫を受け、中国側も認めたでしょう』と。

 しかし、いくら言っても、『病気だ』の一点張りです」と、高野氏。 押し問答する内に全員、感情
が高ぶり、高野氏が言葉を荒らげた。 「『ふざけるな、何年もかわいがって、作り上げてきた鯉を
(殺すなんて)、人道的じやねえ』と言ってしまいました」と高野氏。 激しく言い募る氏を、仲間た
ちが止めた。「もう止せ」と言いながら、1人はボロボロと涙を流した。そのときだ、中国側が突然、
水槽にドボドボドボと液体を注ぎ込んだのは。 「途端に鯉が痙攣し始めました。もう助けようがあり
ませんでした」と高野氏。悔しさと悲しさと屈辱で呆然とし、氏はその後、何をどうしたのかよく覚え
ていないという。 錦鯉を上海万博で世界の人々に見て貰いたいと考え、生き物は搬入不可のルールに
例外を設けるよう尽力したのは長岡市長の森民夫氏だった。

 氏は、錦鯉は「長岡市、ひいては日本の宝」であり、「泳ぐ宝石」だと語る。中国人に素晴らしさを
知ってもらい、鯉の販路拡大に弾みをつけたいと願っている。

 鯉の一大産地の新潟は錦鯉の80%を欧米諸国やタイ、マレーシア、インドネシア、台湾などに輸出す
る。中国への直接の販路は築かれていないが、台湾、香港経由で輸出されてきた。森氏は、5匹の鯉は
かわいそうだが、輸出の道筋をつける意味で、上海での展示は意味があったと語る。
 長岡市は、上海万博出展は鯉を最終的に処分するという前提で行われ、契約書にもそう書かれている
と説明する。殺処分は受け人れざるを得ない条件だったというのだ。だが、野上氏らは甫の説明を否定
する。

 「殺すという前提はありませんでした。契約書‥も交わしていません。ただ、日本に持ち帰れないこ
とはわかっていましたので、中国に残して、中国の人たちに可愛いがってもらえればよいと考えていた
のです」

 こう語りつつ、野上氏は言う。「かといって、私らは毒を入れた中国人を非難する気はありません。
彼らは命令されたんでしょう。あとで彼らは電話をかけてきて、申しわけないと言ったそうです」



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