10/12/15 23:59:19
富士通はNTTドコモ向けに、「F-01C」を発売した。この2軸ヒンジスタイルを採用するF-01C
は、iモード端末ながら、全部入りのハイスペック性とスマートフォン顔負けのタッチパネル
操作感、さらに防水とコンパクトさを兼ね備えた、まさに今冬最強としか言いようのないモ
デルに仕上がっている。
今回はこのF-01Cについて、富士通のモバイルフォン事業本部 モバイルフォン事業部 第五
技術部の久保洋氏、同事業部 第一技術部の間野功氏、同事業本部 マーケティング統括部 第
一プロダクトマーケティングの増田茂則氏に話を聞いた。
―まずF-01Cのコンセプトというか製品の位置づけからご紹介をお願いします。
久保氏
F-01CはPRIMEシリーズで、形式的には今夏のスイングスライド「F-06B」の後継機種になり
ますが、富士通では2軸折りたたみとスイングスライドを交互にラインナップしていまして、
昨冬の「F-01B」の進化版、という位置付けでもあります。
もちろん、F-06Bで搭載したいろいろな機能を踏襲し、ハイスペックを継承しつつも折りた
たみデザインを実現しました。その中で、F-01Bで皆様からいただいた評判や継続的なニーズ
も集約しています。
―機能的にも満載で、どこがセールスポイント、というのは難しいと思いますが……どこに
なるのでしょうか。
久保氏
F-01Cのコンセプトとして、まず「激速タッチパネル」とし、タッチパネルを進化させまし
た。今冬のラインナップでは、タッチパネルの追従性や反応速度がもっとも速い機種に仕上
がっているかと思います
さらに、PRIMEシリーズのモデルは機能がたくさん載り、サイズも大きくなりがちですが、
F-01Cではコンパクト化も果たしています。そして防水仕様でもあります。「ハイスペックス
リム防水ケータイ」というのも、この機種のコンセプトとなっています。
―タッチパネルをここまで強化するなら、もうスマートフォンにしてしまえば、とすら思い
ますが、ここはこだわられているポイントなのでしょうか?
久保氏
これまで、PRIMEシリーズのフラッグシップモデルは、他社のPRIMEシリーズと戦っていまし
たが、今後はスマートフォンと戦うことになるだろう、と考えました。そうしたスマートフォ
ンとの戦いがポイントとなっている機種になります。そこで、タッチパネル操作をスマート
フォン以上にすることを狙い、タッチパネルの感度を向上させています。
ソース:impress
URLリンク(k-tai.impress.co.jp)