10/12/09 12:18:14
性的描写などを含んだ桐生操(Kiryu Misao)氏によるグリム童話の創作版を、
中国の出版社が本家グリム兄弟(Brothers Grimm)の童話の日本語版だと勘違いして
中国語に翻訳し、発売後に児童書コーナーから回収する騒ぎがあった。
国営紙・環球時報(Global Times)によると、
中国友誼出版公司(China Friendship Publishing Company)など2社は、
桐生氏版グリム童話の中国語訳を書店の児童書コーナーから撤去した。
「グリム童話のドイツ語版のオリジナルが見つからなかったので、日本語版を
元にしてそれを中国語に翻訳した」ために起きた誤りだったという。
同紙によると、このため例えば『白雪姫』では、白雪姫が父親や7人のこびとたちと
性的関係にあったり、白雪姫と恋に落ちる王子が死体愛好家で、白雪姫の体と
恋に落ちるように描かれている。
出版社側は
「子どもが読むことは想定していなかったが、児童書の棚へ置かれていた」として、
2日に書店に対し返品するよう通告した。
しかし、この桐生版グリム童話の中国語訳本には、原作者名としてグリム兄弟が
記されているだけで、桐生氏のクレジットはなかった。
どちらを原典としたのかと問いただされた出版社担当は「制作過程が複雑だった」と
述べて回答を避けたと同紙は報じている。
ソース・北京石景山游楽園の画像は
URLリンク(www.afpbb.com)